鍼灸師が患者様のご自宅を訪問し、マッサージや鍼灸による治療を行い、症状改善に効果的と思われる疾患・症状に対しては医師の同意の下で医療保険が適用した施術が受けられます。末期がんなど、重篤な状態の方の痛みの緩和にも手技を行います。
このような方には医療保険(療養制度)が適用されます。
【鍼灸】神経痛、リウマチ、頚腕症候群、五十肩、腰痛症、頚椎捻挫後遺症等
※いずれも医師の同意書が必要です。
鍼と言うと恐怖を抱く方もいらっしゃいますが使用する鍼は髪の毛ほどの細さです(直径0.14mm~0.2mm程度)。はり師は挿入痛を抑える技術を養成機関でトレーニングしている国家資格者です。痛みを感じる事はほとんどありません。感染対策として、1本ずつ減菌処理されたディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用します。また、「ささない鍼」のように、直接体内に刺し込むのではなく、皮膚表面に存在するツボに鍼を当て優しく刺激する鍼治療も行います。
ヨモギにはネチオールという精油成分が含まれており、東アジアを中心に古来から傷や殺菌等に用いられてきました。お灸は、ヨモギを乾燥させた艾(もぐさ)が原料として使われており、温熱刺激による冷えの解消や血行促進、筋緊張・痛みの緩和が期待できます。灸には「間接灸」と「直接灸」の2種類があります。
肌に直接お灸を置くのではなく、熱感よりも心地よい温かさが感じられる手法です。
希望される方にはモグサを直接肌に置く直接灸も行います。